Nexus7(2012)からNexus7(2013) LTEに乗り換えたわけなんですけど、まずは感想から。
世間では50g軽量化され、手にとって分かるほど軽くなった!という感想を目にしますが、個人的には「両方手にとって比べないと分からないくらいの違いじゃない?」としか思いませんでした。薄さは「ちょっと薄くなったね」と分かる感じですが、ちょっと薄くなったから便利になるわけでもないです。
Nexus7(2012)の縁の銀色が黒になり、Nexus7(2013)の方が落ち着いた印象です。Nexus7(2012)の場合、この縁の銀色の部分とモニターのガラスの部分がきっちりと固定されていないので、縁の近くを持つとガラスが微妙に撓む感じがありますが、Nexus7(2013)ではそういう感触はありません。
動作ですが、RAMが1GBから2GBになり、CPUが1.8倍性能アップしたので、きびきび感がやはり違います。Nexus7(2012)はkernelやOSを軽くしないと、ホーム画面のスクロールやアプリの切り替えでちょっと引っかかる感じがありましたが、Nexus7(2013)ではGoogleご謹製のROMのままでもそういう引っかかりはまったくありません。Nexus7はニュースを読んだり、Facebookを読んだりするのに使っているので、スムーズなスクロールやアプリの切り替えの良さは乗り換えて正解でした。Nexus4を使ってからNexus7を使った後の「イラっ!」はなくなりました。今時のAndroidのRAMは2GB必須だと思います。
さて、いつものごとくXDAを覗いてみると、Nexus7(2013) LTEの情報やカスタムROMの少なさにちょっとびっくりしました。9月の発売からまだ3ヶ月しかたっていませんが、それでもポストの数はWiFi版の1/10以下です。やはり、2012 3Gモデルよりもアメリカで50ドル、日本では1万円価格が上がっているので、2012モデルほど喰い付きがよくないんでしょうね。ただ、カメラも付き、RAMも2倍になり、円も25%程度円安になったわけで、この値上げは妥当だと思います。逆に、Nexus7(2012)がAndroidタブレットの普及を促すために、戦略的に破格の値段で発売されたのだと思います。
ただ、Nexus7(2013) LTEモデルはユーザーが少ないので、カスタムROMの開発などはWiFi版に比べて少ないと予測できるので、長く使えなさそうな予感がしてきました… そのうち自分でソースからAndroidをビルドするようになるのかしら…
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